ファイルシステムって普段意識しないけど、データの安全性とパフォーマンスを根本で支えてる縁の下の力持ち。各OSのデフォルトファイルシステムを比較してみると、設計思想の違いが如実に出てて面白い。
NTFS(Windows) — 1993年登場の超ロングセラー。ジャーナリング(突然の電源断でもファイルシステムが壊れない)対応。アクセス権限が細かく設定できる。でもファイル名の大文字小文字を区別しない(デフォルトで)。これがLinuxとの相互運用で地味にイライラする。
主要ファイルシステム比較:
| NTFS | APFS | ext4 | ZFS | |
|---|---|---|---|---|
| OS | Windows | macOS | Linux | クロス(BSD/Linux) |
| 最大ファイルサイズ | 16EB | 8EB | 16TB | 16EB |
| 最大ボリューム | 256TB | 8EB | 1EB | 256ZB |
| ジャーナリング | ✅ | ✅ | ✅ | ✅(Copy-on-Write) |
| スナップショット | ✅(VSS) | ✅ 神 | ❌(LVMで代用) | ✅ 超神 |
| 圧縮 | ✅ | ✅ | ❌ | ✅ |
| チェックサム | ❌ | ✅ | ❌ | ✅ |
| 重複排除 | ✅(Server版) | ✅ | ❌ | ✅ |
APFS(macOS) — Appleが2017年に導入したNTFSの後継。スナップショットが神。Time Machineのバックアップが一瞬で終わるのはこれのおかげ。ファイルのコピーが瞬間(実際には参照だけ作ってデータはCoWで遅延書き込み)。
ext4(Linux) — 安定の王道。2008年登場で枯れきってる。機能は少ないけど、その分速くて信頼性が高い。個人のLinuxマシンは今もこれで十分。
ZFS — 別格。データの整合性検証、自動修復、スナップショット、圧縮、重複排除。全部入り。でもメモリを食う。本気のデータ保管にはZFS一択。