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// コードと趣味の境界線上

Manjaro — Archをやさしく包んだ功罪

「Archは難しすぎる。でもAURは使いたい」——この願いを叶えるのがManjaro。Archベースだけど、GUIインストーラーがあって、ドライバも自動で入る。一見すると夢のディストロだ。

でもManjaroには「功」と「罪」がある。Archの良さを手軽に味わえる反面、Archとの乖離がトラブルの元になってる。

Manjaroの功:

  • インストールが超簡単 — Archのインストール地獄を知ってる人には涙もの。ポチポチ選ぶだけで30分後にGUIが立ち上がる。
  • ハードウェア検出が優秀 — mhwd(Manjaro Hardware Detection)がGPUとネットワークドライバを自動で入れてくれる。NVIDIAのドライバで悩まなくていい。
  • パッケージの安定化 — Archのパッケージを1〜2週間保留してテストしてから出す。Archの「アップデートでぶっ壊れる」リスクが減る。
  • AURが使える — やっぱりこれが最大の魅力。Archほど尖らずにAURの恩恵だけ受けられる。

Manjaroの罪:

  • AURの危険性 — AURのパッケージはArchの最新ライブラリを前提にしてる。Manjaroのパッケージは1〜2週間遅れてるから、依存関係がズレて壊れることがある。これがManjaro最大の問題。
  • 証明書切れ事件 — Manjaroチームは証明書の更新を何度か忘れて、システム時刻を戻さないとアップデートできなくなったことがある。運用の信頼性に疑問符。
  • 中途半端さ — 「Archの良さ」も「安定性」も中途半端。本気の安定性ならDebian、本気のローリングリリースならArch。

個人的には、初心者にArch系を勧めるならManjaroじゃなくてEndeavourOSかGaruda Linuxを推す。Manjaroのパッケージ遅延問題に悩まされない。

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