2022年11月30日、ChatGPTが公開された。あれからまだ2年ちょっとしか経ってないのに、もはや「ChatGPT以前」の記憶が薄れ始めてる。この2年間、LLMの世界は目まぐるしく変わった。時系列で振り返ってみよう。
ChatGPTの登場はインターネット以来の衝撃だった。公開5日で100万ユーザー。2ヶ月で1億人。このペースは歴史上のどんなプロダクトより速い。世界が「AI」を意識し始めた瞬間だ。
時系列ハイライト:
- 2023年3月:GPT-4登場 — マルチモーダル対応、司法試験上位10%の成績。世界が震えた。
- 2023年3月:Claude登場 — Anthropicが本格参戦。安全性重視の哲学を掲げる。
- 2023年7月:Llama 2公開 — Metaがオープンソース化。ローカルLLMブームの火付け役。
- 2023年12月:Gemini発表 — Googleが本気出した。Ultra/Pro/Nanoの3段階。
- 2024年2月:Gemma公開 — Googleもオープンソース参入。小規模モデルでも実用的。
- 2024年3月:Claude 3発表 — Haiku/Sonnet/Opus。OpusはGPT-4超えと話題に。
- 2024年4月:Llama 3公開 — 8B/70B。オープンソースの決定版に。
- 2024年5月:GPT-4o発表 — マルチモーダルをネイティブ統合。遅延が劇的に改善。
- 2024年6月:Claude 3.5 Sonnet — 中位モデルなのにベンチマークで最上位を叩き出す異常事態。
- 2024年7月:Llama 3.1 405B — Metaが405Bをオープンソース化。個人で動かせるサイズじゃないけど、存在が革命的。
この2年で起きたことの本質は「AIがインフラ化した」こと。2022年は「すごい技術」、2023年は「便利なツール」、2024年は「ないと困るインフラ」。この浸透スピードは、スマホの普及を軽く超えてる。
次の2年は、エージェントとマルチモーダルが本格化するだろう。そして、おそらく「AIがコードを書く」から「AIがプロダクトを作る」時代へ。ワクワクするけど、ちょっと怖くもある。
参考:Artificial Analysis — LLMベンチマークの比較サイト