個人ブログを立ち上げるにあたって、VPS + WordPress構成でどこまで速度を出せるか気になってた。結論から言うと、KUSANAGIのnginx構成は想像以上だった。
Oracle Cloudの無料ARMインスタンスにKUSANAGIを載せて、nginx 1.29 + PHP 8.2 + MariaDB 10.11という構成。ベンチマークを取ってみると、キャッシュヒット時のレスポンスが0.02秒台。VPSの格安インスタンスでこの数値は正直驚いた。WordPressの常識が覆るレベル。
KUSANAGIのnginx設定で効いてるポイント
FastCGIキャッシュ
fastcgi_cache_path がデフォルトで有効。静的ページはPHPを通さずnginxが直接返す設計が秀逸。WordPressの重さをnginxレイヤーで吸収する。
Brotli圧縮
gzipより高圧縮なBrotliがデフォルトオン。テキスト系アセットがさらに小さくなる。
静的ファイルのキャッシュ制御
expire_days 90d でCSSやJSに強力なキャッシュを付与。バージョンクエリでキャッシュ破棄も問題なし。
実際にやったチューニング
define("WP_POST_REVISIONS", 3);
define("WP_MEMORY_LIMIT", "256M");
define("DISABLE_WP_CRON", true);
WP-Cronをサーバーcronに置き換えるだけで管理画面のレスポンスが体感で2倍速くなる。WordPressの隠れたボトルネックはここだ。
まとめ
KUSANAGIの初期設定だけでも十分速いけど、WP-Cronのサーバー移行だけでさらにもう一段回速くなる。VPS+キャッシュの構成は静的サイトジェネレーターには敵わないけど、WordPressの運用の気楽さと引き換えにする価値は十分ある。